第8回
職場でのメンタルヘルスチャンピオンってなに?

What is a Workplace Mental Health Champion?

2022-10-03 16:15

今回のご相談者

生田 麻理恵さん(37歳)

製薬会社G社 人事部長 (社員数2100名/本社所在地:東京都港区)

 

世界メンタルヘルスデー(10月10日)に向け、ピースマインドの全社員向けセルフケア研修を実施したG社の人事部長・生田さん。 この世界メンタルヘルスデーというタイミングでさらなる革新的な取り組みができないだろうかという気持ちから、グローバルな視点を持つミスターパインの下に相談に訪れた。

お助けマン

ミスターパイン

EAPやストレスチェックなど、ピースマインドが提供するサービスのご担当者が抱える課題を解決し、企業にお勤めの皆さまの「はたらくをよくする®」ことに喜びを感じながら日々活動している相談役。趣味は英会話。


 

生田さん「パインさん、いつもお世話になっております。今年も10月10日、世界メンタルヘルスデーがあっという間に近づいてきました。セルフケアなどメンタルヘルスに関する社員研修を実施いただいたおかげで、弊社従業員にも少しずつメンタルヘルスの重要さが浸透してきたように思います。」

 

パイン「I'm very happy to hear that! 知識をインプットするだけでなく、講師からの質問や投げかけに対し、一度自分の中で立ち止まり考えてみる、それを筋トレのように繰り返していくことが、研修の後の皆様の行動に少しずつ変化をもたらします。 世界メンタルヘルスデーに向け、御社内ではさらなる取り組みを考えていらっしゃるのですか?」

 

生田さん「実は、おっしゃるところの『行動』に、よりダイレクトに影響を与えられるような、メンタルヘルスの施策アイデアはないだろうかと、今回はパインさんに相談させていただきたかったのです。 メンタルヘルスの重要さは頭で理解できたとしても、やはり業務が逼迫するとつい後回しになってしまうみたいで。」

 

パイン「That is understandable. 忙しい日々の業務行動内にも、 メンタルヘルスを意識した行動が組み込まれていたり、 推奨されていたりすると良いのでは?ということですね?」

 

生田さん「そうですね! そんなことが実現できる良い施策、 聞いたことありますでしょうか?」

 

パイン「Don't worry, you got it. 『メンタルヘルスチャンピオン』という言葉を聞いたことがありますか? 欧米で、多くの先進的な企業内で活用されている取り組みです。」

 

生田さん「聞いたことがあるような・・・。 従業員が、 メンタルヘルスチャンピオンを目指すのですか?」

 

パイン「Exactly! 従業員にメンタルヘルスチャンピオンを目指してもらう大きな目的は、心の健康についての正しい理解・気付きについてオープンに話せる、そしてウェルビーイングが支援される職場作りを従業員同士で自発的に促進してもらうことです。」

 

生田さん「なるほど、トップダウンのメッセージだけではなく、 従業員同士で意識付けを助け合うということですね。 ただ、具体的にあまりイメージが湧かないのですが、 どのように機能するのでしょうか?」

 

パイン「会社によって仕組みは様々ですが、 大きく2つのパターンに分けて紹介すると このような感じですね。」

パイン「今回ご相談いただいている、『行動』 ヘダイレクトに繋がる施策としてはBパターンがお勧めですね。 チャンピオンとなった個人またはチームに対しては、評価へのプラスであったり、フリーランチ、ウェルネスグッズのプレゼントなど、何かインセンティブとなるものが用意できると、参加率が高まるかもしれません。」

 

生田さん「なるほど、少しずつクリアになってきました。 思いつきですが、AとBを組み合わせて、研修への参加とアクティビティゲームの両方をチャンピオンとなる為の条件としても良さそうですね。 アクティビティゲームって、例えばどんなものがあるんですか?」

 

パイン「Excellent idea! 例えば、個人やチーム単位でビンゴシートに記載されたウェルビーイングに繋がるアクティビティに取り組み、期間内により多くのビンゴを取得できた個人、又はチームがメンタルヘルスチャンピオンを勝ち取れる、といったゲームはどうでしょう?」

生田さん「これはまさに、日々の行動にダイレクトに変化を与えることができますね! チームビルディングにもなりそうですね。 以前実施いただいたようなメンタルヘルス関連の『研修への参加』を、 ビンゴカードに足すというのも手なわけですね。」

 


 

「従業員のウェルビーイングが推奨され守られている職場」というのは、トップからのメッセージもなくては始まらない重要な要素でありますが、従業員の日々の行動に映し出されてやっと、そのカルチャーが根付いてきていると言えます。

 

また、日々をいきいきと過ごす為に必要な、自分に1番合っていると思える心身の健康を保つ方法は、必ずしも皆同じではありません。 そのため、個人が様々な方法を試し実践することが重要です。

したがって、1人1人が様々な方法で積極的に心身の健康に取り組む姿を見聞きできるのが当たり前になる職場作り、というのはいかがでしょうか。

 

ピースマインドでは、ストレスを①知る、➁気付く、➂対処するというセルフケアの基礎から、睡眠、セルフ・コンパッション、マインドフルネス等、メンタルヘルス・ウェルビーイングについての知識を様々な観点から深めていただける研修をご用意しております。

 

今回は日本ではまだあまり聞きなれない、「メンタルヘルスチャンピオン」という概念をご紹介させていただきましたが、その構成の中でも重要な一部、メンタルヘルス教育の部分において手がかりが必要な際は、是非お気軽にご相談ください。


本日のまとめ

 

①職場でのメンタルヘルスチャンピオンは, 心の健康についての正しい理解、気付きについてオープンに話せる、ウェルビーイングが支援される職場を積極的に促進

 

従業員の日々の行動に映し出されてはじめて、 本物の「ウェルビーイングが推奨され守られている職場」

 

心身の健康に取り組む姿を見聞きできるのが当たり前な職場作りを、 1人1人が様々な方法で積極的に目指す

 

関連記事

目指すはお客様とともに
「はたらくをよくする®」会社


平日 9:00~18:00
ご不明な点はお気軽に
お問い合わせください。
各サービスの資料をダウンロードできる
一覧をご用意しています。