「相談できる安心が、働く力になる」人事と産業医の協働が生む“安心の土壌”
衣川 鳥居様はこれまで長年人事としてご活躍されていたかと思います。その時のご経験を踏まえて、今回の産業医の選任では、どのような点が決め手になりましたか。
鳥居様 これまでの経験から、産業医への相談は単なる手続きだけで済むことばかりではなく、例えば私傷病か労災か分からない状況から様々なヒアリングをして検討・判断するような場合も多いと感じていました。そのため、産業医の立場から助言をもらえること、判断が難しい場合はそれも伝えてもらえることが重要だと考えました。そのうえで、サークルズでは外国籍の社員も多く在籍しているため、英語対応可能で異文化への理解もある先生をご紹介いただきました。
衣川 ありがとうございます。英語対応可能な産業医ということで、弊社から先生をご紹介させていただきました。産業医選任後、鳥居様の感じられた変化はございましたか。
鳥居様 何か起きた時に迅速に相談できる体制が整ったことは大きいです。人事として私と先生との面談を定期的に行っていますが、非常によくサークルズの状況を聴いてくださり、信頼関係を築くことができていると感じています。長時間労働の具体的な分析など、必要な時に細かくアドバイスをいただけるので安心感があります。産業医面談を行った社員に、聞いてみると、「話したいことは全部話せた」とすっきりした様子も見受けられるので、総じて良い方向に進んでいるのではないかと思います。