管理職からの相談:
入社3ヶ月で「仕事を辞めたい」と言う新入社員への対応に困っています。

 
 
  • 問題とこれまでの経緯

入社3ヶ月目の新入社員から「仕事に向いていないので辞めたい」と言われた。上司が理由を聞いてみても、「仕事が難しくてついていけない」と繰り返すばかり。上司が「3ヶ月で仕事を覚えることは難しいし、そんな直ぐに辞めることを考えなくてもいいのではないか?」と伝えても、「自分には無理だと思う」との反応だった。

上司の望みは、新入社員に退職の理由の詳細をヒアリングして、その妥当性をはかりたいということであった。

 
  • 当社による支援

上司からの紹介で、当社のコンサルタントが新入社員の方と話をしたところ、「仕事でわからないことを人に聞きづらい」とのことであった。

先輩社員からは「職場でわからないことがあれば、なんでも聞いてください」と言われたが、なんでも聞いていると「たまには自分で考えてから聞いてきてほしい」「この間教えたよね」「マニュアルに書いてあるよ」というような対応があった。そのため、自分で考えてみて解決ができない状況でも、「聞きに行くと、同じことを注意されそうだな」「一度聞いたことは、もう二度と聞けないな」と思うようになり、プレッシャーを感じて「もうこの職場にはいられない」と考えるようになった、とのことであった。

ご本人に「分からないことを聞くことができ、相手から回答があり、あなた自身が仕事を覚えられる環境があれば続けていけそうですか?」とお話したところ、「そういう環境であれば続けていけそう」とのことであった。

そこで、上司に状況を共有して、新入社員の質問への抵抗をなくすために、一日の中で自由に質問ができる質問タイムを設けることを提案した。

 
  • その後の経過

質問タイムを導入したことにより、新入社員が抱えていた問題が解決し、やがて自ら自然に質問ができるようになった。

 
  • 支援のポイント

職場のOJTにおいては、教える側も仕事を抱えながら行われる場合が多い。そのため、OJT担当の業務負担が多い場合、丁寧に教えることが難しかったり、忙しい時に質問されることにストレスを感じる場合がある。

新入社員が会社の先輩に対して意見を言うことは、難しいこともある。そのため、第三者であるEAPが間に入り、新入社員の本音を聞きながら適応への支援をサポートしていく。

 
  • 他の相談事例も見てみる
・勝手に仕事を進めてしまう部下とのコミュニケーションに困っています。

お問い合わせ