社員インタビュー

 

カスタマーサクセス部 2016年入社(中途採用)

「縁の下の力持ち」的な仕事に共感して

 

以前は語学に関わる仕事をしていました。企業や官公庁向けに語学研修、語学留学を提供する仕事です。業務内容は海外赴任や海外企業との取引、経営体制の変更で上司や同僚に外国人が加わった等、ビジネスで英語が必要になった方々に対して語学研修を提案したり、将来的に海外拠点のコア人材として活躍が期待されている幹部候補の若手社員の語学のブラッシュアップや経営、統計、電気工学等の専門知識を深めるための留学の学校、宿泊、ビザの手配などでした。学生時代以来久しぶりに語学を学習する方も多く、基礎的な会話から、折衝や交渉、機械、医療など専門性の高いケースまで、多様なニーズに応じて提案するのですが、ご本人の語学レベル、学習にかけられる時間、予算など、与えられた条件の中で多様な提案をしていくので、定型の提案というのはなく、その方一人ひとりに合った内容を考えていく必要がありました。
とてもやりがいのある仕事でしたが、組織改編で企業向け研修の事業から撤退することが決まり、その後、その事業を継続するために新たな企業を立ち上げたのですが、諸事情から継続していくことが困難となり、転職を決意しました。
ピースマインドを知ったきっかけは転職エージェントの紹介でした。実はその時初めて「EAP」の存在を知りました。それまでは全く知らなかった領域の仕事でしたが、これまで培ってきた無形商材の法人営業という経験を生かせると感じ、求人に応募しました。
この仕事を選んだ理由のひとつは、形ある、すぐに役に立つものを扱うのではなく、あとから振り返った時に、実は役に立っていたという「縁の下の力持ち」的なことに共感を覚えた点です。人の輪の真ん中に立って、どんどん引っ張っていくというより、目立たなくても、陰ながらしっかりとその人を支えるという自分自身の性格にも通じているのかもしれません。
これまで携わってきた語学も一朝一夕には身につきません。語学研修はもちろん大切ですが、一方でご自身の日々の学習も大切な要素です。根気よくコツコツと積み上げていって、徐々に身につくもので、すぐに効果を実感することが難しいのも特徴です。語学研修の参加する方々も普段のお仕事をしながら、語学学習をされますので、なかなか思うように学習の時間が取れなかったり、すぐに学習効果を実感できずにモチベーションを保てなかったりして、途中で挫折してしまうこともよくあります。なので、ただ研修を提供するだけに留まらず、進捗の確認や壁にぶつかったりうまく行かなかったりした時に、悩みを聞くなど、フォローにも気を配ってきました。EAPにも似たようなところがあると感じます。ご導入いただくまでには色々なプロセスがありますし、ご導入いただいた後にも、お客様とは長いお付き合いがあります。また、毎日カウンセリングを受けるということはないので、日頃の生活の中で常々カウンセリングのことを気に留めている方はほぼいないのではないでしょうか。今すぐ必要ではないかもしれないけれど、本当に困った時に役に立つ。EAPはそんな存在だと思います。
また、この仕事を選んだのに、もう一つ大きな理由があります。それは「人は一人ひとり異なる」という点です。子どもの頃、父の転勤に伴い、マレーシアで4年間ほど過ごしました。それまでは話す言葉も食べているものもほとんど変わらない生活から、言葉も服装も文化も違う環境になり、それまで自分が「普通」と思っていたことが、全然普通ではなかったということを体験しました。人には様々なバックグラウンドがあり、それに呼応して、性格や感じ方、物事の考え方や捉え方が人それぞれ違うということを身をもって知りました。人それぞれの差異から、すれ違いや悩みが起こります。これはごく自然なことです。それは職場、家庭、友人関係など、自分の身の回りでも起こることです。「EAPにはそのような悩みを解消する一つの助けになる」そのような思いからもこの仕事を選びました。「お金や数値だけでは測れない価値」がEAPサービスにはきっとあると強く感じています。

目には見えにくい「EAP」の価値を伝えることは難しく面白い

 

現在は、カスタマーサクセス部に所属しています。5名のチームで、サービスを導入していただいている企業に、既存サービスを最大限活用していただくためのサポートがミッションです。カタチのないサービスであるが故、その価値を伝えるのはとても難しいです。EAPは「導入すると劇的に変わります」という性格のものではありません。この点はモノを売る仕事とは大きく異なります。また、サービスのスペックは同じでも、各企業様でその効果や結果が同じとは限りません。とは言え、一方ではその利用価値を可視化して、お伝えする必要もあるので、客観的なデータとしてお伝えできる内容はご提供するとともに、このサービスがどのように社員の心の健康に寄与しているかということをお伝えすることにも日々腐心しています。「いざという時に頼りになる。」EAPの価値をお伝えするのは難しさを伴うとともに、この仕事の面白みでもあると感じます。

これは実際にあったことですが、担当している顧客の方から、こんなお話を伺いました。ある社員の人がふと「死にたい」と口にしたそうです。急なことで、しかも夜も遅く、病院も空いておらず、どこに相談していいのか分からず慌てたのだけれど、ふと「EAPだ!」と思い、相談窓口に連絡をしたそうです。カウンセラーから適切に対処され、事なきを得たそうなのですが、「あぁ、普段は何とも思っていなかったけど、大事なことなんだな…」と仰っておりました。このようなことは頻繁に起きてほしいことではありませんが、お役に立てたと感じたエピソードです。その後その社員の方も復調され、今ではお仕事に励んでおられるそうです。

「より楽しく、イキイキと生きること」のサポーター

 

現在主に提供しているサービスは多々ありますが、いずれも共通しているのは「よりよく生きていくということに寄与する」ことではないでしょうか。本当に困った時、助けが必要な時に頼れる存在、頼れる場所であるEAP、個人の心の健康、組織の状態を把握するストレスチェック、良好な人間関係や組織の在り方のヒントを提示する場である研修、どれもすぐに使える、すぐに出番がある、すぐに効果が表れるものではないかもしれませんが「いつか、どこかで役に立つサービスを提供している」ことに、この仕事の価値があると思います。
人と人とののつながりをより円滑にする、よりよいものにする、ポジティブなものにする。このようなことを陰ながら支える仕事に携われることがこの仕事の魅力です。人はひとりでは生きていけません。必ず誰かとつながり、他者に支えられ、支えながら生きています。他者との関わるのであれば、それはつらいものよりも、楽しい方がきっといいはずです。「より楽しく、イキイキと生きること」そのサポーターの役割を果たせることに喜びややりがいを感じられるのが、この職場のいいところです。

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