社員からの相談:
問題とこれまでの経緯
相談者は、仕事が多忙な上にプライベートな問題も重なり、一杯一杯の状態であった。夜も考え込んでしまい、疲れているのに寝付けない日が続いていた。
最近は気分の落ち込みや、頭痛が続くこともあり、自身の体調について不安になりカウンセリングの利用に至った。
当社によるご支援内容
初回のカウンセリングでは、健康状態の把握、仕事の状況やプライベートの問題について整理を行った。
仕事については、上司と相談をして業務量の調整を試みることとした。
健康状態が芳しくないため、相談者の最寄りの医療機関に関する情報提供や受信の仕方のポイントをお伝えし、受診を勧めた。
2回目以降のカウンセリングでは、初回に立てた計画の進捗を相談者と共に確認をした。
その後の経過
医療機関を受診し、薬を飲んで状況を見ることになった。
夜は眠れるようになり、仕事の調整も進んできているようであった。
プライベートな問題についても、「カウンセリングで話をじっくり聞いてもらって、スッキリできた」とのことであった。

ご支援のポイント
初回のアセスメント*により、職場でのパフォーマンスの視点(事例性)と疾病性で問題を切り分けた。
*状態や状況を把握し、必要な支援について検討したり、見通しをたてること。
事例性の観点からは職場環境調整に向けたアドバイスを、疾病性の観点からは医療機関情報の提供を行った。
監修者プロフィール
小薬 理絵
ピースマインド株式会社 執行役員 サービス本部 本部長 コンサルティング部 スーパーバイザー/公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士