ピースマインド、EAP会社として日本初 海外在住日本人のメンタルサポートサービスを開始

~ 日本企業従業員と家族のグローバルサポートのために海外サービスを拡充 ~

 

 EAP(従業員支援プログラム)サービスを提供する株式会社ピースマインド(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:荻原国啓)は2004年7月より、海外在住の日本人のためのメンタルサポートを本格的に開始いたします。日本初のグローバルEAPプロバイダーとして、ピースマインドUSAを米国ニューヨークに開設(代表:伊庭野基明・元米国リクルート社社長)し、海外に拠点を置く企業と従業員および、日本人個人のメンタル面を総合的にサポートするカウンセリングサービスを拡充いたします。

<背景>
 外務省調査によれば、平成15年10月現在、全世界に在留する日本人の数は、対前年比4.5%増で過去最高を更新する91万1062人に達し、2006年には100万人を突破することが見込まれています。長期滞在者のうち最大の割合を占める日本企業の駐在員の数は、前年度比6.1%増の34万1396人と増加しており、コスト削減のプレッシャーから若年化が進行しています。銀行、商社などは、今まで日本からの駐在員と現地社員を別グループとして組織化してきましたが、ダブルスタンダードであるとの批判とコスト削減から、現地化と混合化が進行し、日本人駐在員へのプレッシャーが増加してきています。一方プライベートでは、日本人の夫婦での赴任の場合、女性が一人で家庭に残り、地域での生活の問題、子どもの学校、子育てについてなど、不安や問題が山積みですが、相談機関は限られているという状況です。今後も言語・文化の違う環境へ進出する日本人の数が多くなり、それに伴い在外日本人のストレス、不安は増大することが予想され、益々在外日本人のメンタル面のサポートが必要になる状況です。

<海外在住日本人対象のカウンセリングサービスについて>
 ピースマインドではEAPとカウンセリングの専門機関として日本で培ってきた経験とノウハウを活かし、日本企業の海外展開、海外に拠点を置く企業と従業員のメンタル面のサポートをする体制を整えます。
● オンラインカウンセリング(ビジネスモデル特許出願中)
 ピースマインド独自開発のセキュリティ・プライバシー保護の完備された、利便性の高いオンラインカウンセリングシステム(特許出願中)により、海外にいながら、いつでも、どこでも、気軽に日本人カウンセラーに相談することができます。
● 電話カウンセリング
 海外滞在中も、都合の良い時間で、IP電話を活用した電話カウンセリングサービス(予約制)を受けることができます。ピースマインドの国内および在外のカウンセラーネットワーク体制により、在外の相談者は時差を気にすることなく、電話で相談が可能になります。
● 来談カウンセリング
 当初開設の米国ニューヨーク、マンハッタンルームにて専門カウンセラーによる対面のカウンセリングを受けることが可能です。
 その他のエリア(ロンドン、ロサンゼルス、香港等)への来談カウンセリングサービスの拡充も現在検討しております。

 今回の海外サービスの拡充により、ピースマインドは、日本国内のみならず、グローバルに日本企業および日本人個人に対してのメンタルサポートサービスを提供していきます。今後も、日本企業と日本人のグローバルサポートを推進していく予定です。